*渓流露天風呂改修顛末記

青いやねの渓流露天風呂は建ててから
18年になります。地下の洞窟風呂が出来
るまでは当館の顔としてお客様に愛され
てきましたが老朽化の為思い切って改修
することにしました。

旧露天風呂

野草園を避けて足場の設置

基礎補強工事
最初は浴槽の改修のつもりでしたが
壊してみると地盤沈下で15センチも
傾いてあちこちヒビだらけ。
このまま改修してもまた沈下して意味が
ないと言うことで基礎の大幅補強となりま
した。  とほほ。。

浴槽の底上げ
大工事になりそうですので貧乏ペンション
としては少しでも経費節減。。。
近くの川原に石積み用の石を拾いに行きま
した。大きな石を土手から持ち上げるのが
重労働、体力のなさと年を実感した半日
でした。
さて、浴槽の形や大きさも決まりコンクリート
打ちがはじまりました。我々は拾った石を
きれいに洗浄して接着力を向上させ漏れ
を防止します。
数が多いのでお母さんオーナーも
お手伝いです。

いよいよ鉄平石の貼り付けですが、
こればかりは素人の手には負えません。
鉄平石をカットし格好よく並べていきます。
まさに職人さんの腕とセンスの見せ所。

22年間繋がっていない流しと排水パイプ

完成した石積み
おまかせですからせめてお茶でもと、厨房
で作業していたら、お母さんオーナーの
悲鳴がしました。いって見ると流しの下から
水がジャージャー。壁に点検口を作って
中覗くとまあ何と言う事でしょう。
排水パイプが繋がっていませんし、その
形跡もありません。22年間排水を壁の中
に流しっぱなしにしていました。
青いやねの基礎は特殊で問題ないとの事
ですが、普通だったら家が傾いてしまった
そうです。

新露天より渓流を臨む

新しい渓流露天風呂
がたがたしているうちに露天風呂は
石積みも終わり完成しました。
念の為1日乾燥させ、温泉を入れて入浴
しました。浴槽は約2倍の広さになり、浅く
しましたのでお年寄りやお子様でも安全に
入ることができます。またタイルから鉄平石
石積みの露天風呂は、より野趣満点になり
高級感もあります。森の中の渓流を眺めて
入浴していると時間の経つのを忘れて
しまいます。
改修目的のもう一点は寒さ怖さ対策です。
工夫を重ねて基礎の外にレールを引き、
大きなガラス戸を視界を損なわない様
取り付けました。これで浴室の密閉、開放
がお客様の自由になり、冬の雪見露天など
も、寒くなく楽しめる様になりました。
ちょっとこんな温泉無いと思いますよ!
皆さん、入りに来てくださいね。

密閉した浴室

開放したガラス戸